
横浜中華街。
年間二千万人ものお客さんが訪れる一大観光地であるわけです
しかし、この街で食事をするのは観光客の皆さんだけではありません。
私のような、地元の貧乏オヤジが、一人寂しく飯を”入れ”にくる場合もあるんだよ!
そんな薄寒いシチュエーションには、表通りのチャイナレッドは眩し過ぎてよ・・・
つい、こんな店に流れ着いてしまうのさ。
しかし、約500m四方に250もの中華店が連なる中華街でも、
果たして、こんなに商売っ気の感じられないお店があるでしょうか!
どんなに混雑する週末でもきっちり中休みをとるし、観光シーズンもなんのその。
目前をズバズバ歩いてゆく観光客を誘導するものすら無いんだから!。
もはや、営業中なのかも分からんし!
そもそも、この店頭、この暗さ、この干からびた商品サンプル。
地元民でも躊躇してしまうのに、一見の観光客がすんなり入れるはずが無いだろっ!
デートでこんな店に入ったら、破局確実だぞ!
お店は見たとおり広くないし、中も年季が入ってて薄暗いのです。
店のバァサンなんかが、丸テーブルに腰かけてテレビを見てるような昭和中華店風景。
でも、知っている人はちゃんと知っているのが、この名店。
お料理も地味においしい!
値段もえらく安い!
好きだわ〜
栄楽園: http://r.tabelog.com/kanagawa/rstdtl/14004346/

お店の名物はこのチャーシュー丼といわれてるの。
見たまんま、チャーシューをネギと和えてご飯に乗せた丼。
我々の観光心をくすぐりもしない素朴な一品だ。
そもそもチャーシュー丼なんて、ラーメンのサイドメニュー程度で、
丼界においてもいまいちパンチが薄いよね。
しかし・・・・これがなかなかイケるのだ。!
ごま油薫る甘辛の特製ダレで和えたチャーシューが旨ぇんだから!
ふっくら柔らかくジューシーで、そこらのガチバサなもんとは格が違うぞ!
さっぱり辛いねぎとの相性は抜群だし、しかも安いときた!
もう、何も言うことは無いな!
ちなみに通常では薄切りのチャーシューが乗っているのだが、
注文の時「細切りで」と頼めば写真のように細切りにもできる。
丼の具としてはこっちの方が断然お薦めだ。
また、チャーシューはお持ち帰りも出来るからバァサンに聞いてみな!

チャーシュー丼に並ぶ名物メニューのとり肉丼。
柔らか〜に仕上げられた蒸し鶏のほぐし身を、
ネギ一緒にとピリ辛ダレと和えて、オン・ザ・ライスしちゃったもの。
これがまたやさしいお味で旨いのよ!
ガンガン掻っ込みたいよね!
素朴なお料理だけど、こういうものをしっかり作る栄楽園が好き!

豚バラ丼も安いんだわ。
償却がはるか昔に済んでいる家族経営の老舗店でしか出せんぞ!
まずはゴロッ柔らかに煮込まれた豚バラに注目して欲しい!
ちゃんとした皮付きです!!コラーゲンです!
こういうところに丁寧な仕事振りにじむんだよなぁ。
下には食感と口休めのレタスが敷いてある。
餡の味付けは素朴でマイルド。
よくある中華香料が目立つタイプでなく、
どこか家庭的でほっとしちゃうような丼なのだ!


やはり名物とされる揚げワンタンをいただく。
味というより、食感とお手ごろさがウリなんだと思うふ。
シャクシャクなヤツを甘酢につけて食べる形。
これは完全にビールのあてですな。
ややウェットなチャーハンも安いわりにちゃんと海老も入ってる。
シンプルなんだけど、やっぱ具のチャーシューが旨くって、
ほの甘い感じ良いアクセントになってるの。
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